【摂津市】歌で能登へエールを―チャリティーコンサート「Sing with NOTO 2026 Settsu」レポート

大阪府

能登半島地震で被災された方々への支援を目的としたチャリティーコンサート「Sing with NOTO 2026 Settsu ―今わたしにできること―」が、2026年6月28日(日)に摂津市三島にある星翔高等学校で開催されました。

星翔高等学校

会場には開演前から多くの来場者が

開演の14時を前に、会場の体育館にはすでに多くの来場者が集まっていました。入場料は2,000円(税込・全席自由席)。協賛は株式會社高速産業、後援は摂津市が名を連ねています。

学校法人 浪工学園 星翔高等学校 理事長 阿部 賞久氏

開幕の挨拶に立ったのは、会場となった星翔高等学校の理事長・阿部賞久氏。挨拶の後、自ら1曲を披露する場面もありました。

続いて、主催団体・一般社団法人ウタのタネ代表理事でもある寺尾仁志さんが2026年4月下旬に石川県輪島を訪問した際のインタビュー映像がスクリーンで公開されました。仮設住宅の現状や被災者の方々の当時の不安な様子が映し出され、奥能登地方を中心に本格的な復興は依然として道半ばであることが伝えられました。

大阪高等学校和太鼓部「笑龍」―地響きのような迫力の演奏

いよいよ出演者の登場。トップバッターは大阪高等学校和太鼓部「笑龍」による和太鼓パフォーマンスです。

大阪高等学校和太鼓部「笑龍」

2007年創部で現在約100名が在籍し、年間約50公演をこなすという部が、その実力を存分に発揮。撥を打つタイミングの精度の高さが際立ち、足元から頭の先まで振動が伝わってくるような迫力ある演奏が会場を圧倒しました。

dance school freima―軽快なヒップホップダンス

続いてダンスステージへ。守口市土居に拠点を置くdance school freimaは、3歳から気軽に始めることができるアットホームなダンススクールです。

dance school freima

ヒップホップの軽快なリズムに乗ったダンスパフォーマンスが披露されました。

ステージカンパニー☆すばる―歌とジャズダンスで雰囲気一変

ステージカンパニー☆すばるは1985年に京都・太秦で「星すばるジャズダンススタジオ」として発足。山本リンダさんの「狙いうち」など、なじみのある楽曲をダンスとともに披露し、それまでとはがらっと異なる雰囲気で会場を沸かせました。

ステージカンパニー☆すばる

阪神・淡路大震災の際には被災地の復興イベントに参加した経験も持つグループです。

Body Art Dance Studio―子どもから大人まで世代をこえたステージ

Body Art Dance Studioは、JR千里丘駅近くでレッスンを行っているスタジオ。

Body Art Dance Studio

HipHop・Break・Lock・Jazzの各ジャンルを小学1年生から大人まで各世代が担い、入れ替わりながらダンスパフォーマンスが繰り広げられました。

human note―メンバーが奏でるハーモニー

そして満を持してhuman note(ヒューマンノート)が登場。

human note

北摂エリアを中心とするメンバー14名のシンガーが声を揃え、体育館に重なり合うハーモニーが広がりました。リーダーの寺尾仁志さんのパワフルで深みのある歌唱も印象的でした。

その後はdance school freimaが合流し、「Choo Choo TRAIN」を歌とダンスで披露。
さらに、human noteと一緒に歌う一般参加シンガーズも加わり、中島みゆきさんの「時代」が歌われました。ステージには大阪高等学校和太鼓部「笑龍」のメンバーも集まり、出演者が次々とひとつのステージへと合流していきました

2026年6月13日に正雀市民ルームでレッスンを受けられた一般シンガーさん達

因みに一般参加シンガーズは、2026年6月13日と、6月21日に正雀市民ルームでレッスンを受講されています。

フィナーレ―「摂津も頑張ってんで〜!」が会場を揺らす

フィナーレでは摂津市長・嶋野浩一朗氏が登壇し挨拶。

前列、マイクに向かって挨拶される摂津市長 嶋野浩一朗氏

続けて寺尾さんから、能登の被災された方々へのエールとして「摂津も頑張ってんで〜!」をみんなで叫ぼうという呼びかけがありました。

会場上空ではドローンが飛んで撮影。市長の合図とともに来場者全員が声を合わせ、体育館に大きなコールが響き渡りました。

すかさず「ぼよよん行進曲」へ。全出演者が揃い、来場者も一緒に歌い踊り、コンサートは大きな盛り上がりの中で幕を閉じました。

次は10月11日、輪島マリンタウンへ

このチャリティーコンサートで集まった収益は、経費を除き、2026年10月11日(日)に石川県輪島市・マリンタウンで開催予定の「Sing with NOTO 2026 輪島市」の製作費と、輪島市およびNPO法人MAKE HAPPYへの寄付に充てられます。同コンサートにはゲストとして中西圭三さんも参加予定で、YouTubeでの生配信も予定されています。
「今日のチャリティーイベントがここへ繋がっているのがわかってもらえると思います」と寺尾さんは話します。
仮設住宅では壁が薄く、夜にテレビをつけていると隣からノックされることもある環境の中、今年4月下旬に寺尾さんが「一緒に歌いませんか?」と声をかけると「歌いたい」という返答があったといいます。被災された方の中には最高年齢96歳の方もいたとのことです。今日集まった収益は、10月の輪島でのコンサート開催費と輪島市への寄付に充てられます。

星翔高等学校

※本記事掲載の写真は、冒頭の挨拶において動画・写真撮影が許可されたコンサートの様子を記録したものです。一般来場者の方にはモザイク処理を施しています。

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