摂津市と寝屋川市を結ぶ鳥飼仁和寺大橋、来年無料になるはずが、10年延長するらしい
摂津市と寝屋川市を結ぶ鳥飼仁和寺大橋、通称100円橋
事業費は約100億円かかっており、来年2月には無料になる予定でした。
しかし、当初予想していた通行量が少なく、約64億円が足りません。
鳥飼仁和寺大橋は、西に約3㎞にある鳥飼大橋の交通渋滞緩和と、大阪府東部エリア・大阪府東北部エリアの交通の利便性を図るために、1987年2月に30年の有料期間を設けた橋です。
1987+30=2017
つまり、来年の2月には無料になる予定でしたが、予想以上に利用されなかったんですね。
ウィキペディアによりますと、
公団の当初の計画では通行量を1日平均2万台以上と予想していたが、1日平均交通量は2002年度の15,690台をピークにその後は徐々に減少、2015年度は1万685台となっている[1]。
とのこと。
どうしてそんなに利用されなかったのでしょう?
それは、東に2㎞行けば鳥飼新橋がありますし、西に3㎞行けば鳥飼大橋があります。
【鳥飼新橋】
高槻市柱本と、寝屋川市太間町に架かる橋です。
【鳥飼大橋】
摂津市鳥飼西と、守口市大日町に架かる橋です。
通称100円橋ですが、仁和寺大橋付近に住んでいる人や、その場所に用事がある人にとっては、利用するかも知れません。
しかしながら、時間的価値がそんなにない場合はどうでしょう?
100円と言えども有料です。
お金にシビアな関西人?なら、軽く仁和寺大橋をスルーして隣の橋を通るのでは?
ん〜、小生も迂回してまでもスルーしたことがあります。
ということで、残念ながらあと10年は100円橋が続行されるわけですが、10年後は事業費の回収はできるのでしょうか?
もちろん、このペースの通行量であれば無理ですね。
2027年になっても、約55億円が債務として残るそうですよ。
さてどうなるのか、、ということですが、
10年後は大阪府と道路公社が55億円を負担して、無料化する方針だそうです。
つまり、2027年2月には、鳥飼仁和寺大橋はついに100円橋という通称がなくなるわけであります!
何歳になってるかな?
《つよし》