【千里丘】9月25日は中秋の名月! 市場池公園で天体観測会

大阪府

今回は、千里丘まちづくり協議会 「千里丘の天体を観測する部会」の筏 正明さんからいただいた解説をもとに、天体観測会の内容や「中秋の名月」、月面の見どころについてご紹介します。
摂津市千里丘6丁目にある市場池公園で、2026年9月25日(金)に「天体観測会」が開催されます。今年の「中秋の名月」にあたる夜に、市場池の水面に映る月を眺めながら、望遠鏡で月面を観察する催しです。

提供元:千里丘まちづくり協議会

今回の天体観測会でも、千里丘の天体を観測する部会の筏 正明さんから、月やクレーターについて詳しい解説を聞くことができます。初めて天体を見る方も、月の見どころを知りながら観察できます。

「中秋」と「仲秋」の違いは?

「中秋の名月」は、昔の暦で8月15日の月のことです。旧暦では7月・8月・9月を秋としており、その真ん中にあたる8月15日を「中秋」と呼びます。
一方、「仲秋」は旧暦8月の1か月全体を指す言葉です。そのため、8月15日の月は「中秋の名月」と表します。
お月見や観月の風習は9世紀ごろに伝わったとされ、庶民に広がったのは江戸時代になってからといわれています。稲穂が実る時期に、豊作を月に祈り、感謝する行事として親しまれてきたそうです。

提供元:筏 正明さん

2026年の中秋の名月は9月25日(金)です。なお、今年は中秋の名月と天文学上の満月とは2日ずれます。

以前撮影された満月(提供元:筏 正明さん)

望遠鏡で「チコクレーター」と「光条」を観察

望遠鏡で月を見ると、肉眼では分かりにくい月面の様子も観察できます。
筏 正明さんによりますと、注目したいもののひとつが「チコクレーター」です。チコクレーターは月面にある直径約85kmの大きなクレーターで、約1億800万年前に形成されたと考えられています。約1億年前と聞くとかなり昔に感じますが、月には数十億年前にできたクレーターもあるため、チコクレーターは比較的若いクレーターです。地球では恐竜が生きていた時代にあたります。NASA公式サイトでも、直径約85km、約1億800万年前に形成されたとする説明が掲載されています。

チコクレーター。直径約85kmで、約1億800万年前に形成されたと考えられています(提供:筏 正明さん)

そして、チコクレーターから放射状に伸びて見える白い筋が「光条(こうじょう)」です。クレーターが形成された際に飛び散った物質が白く見えるもので、チコクレーターの光条は約1500kmにも及ぶそうです。
筏さんによりますと、満月に近い時期は太陽の光が月面の正面近くから当たるため、クレーターの凹凸は見えにくくなる一方、白い光条が目立ちます。

上弦の月の頃に撮影された、まだ光条が目立たない頃のチコクレーター(提供:筏 正明さん)

月面の模様が「ウサギ?」「カニ?」「女の人?」など、何に見えるか探してみるのも今回の観察の楽しみのひとつです。
市場池の水面に映る中秋の名月を眺めながら、望遠鏡では月面のクレーターや光条を観察できます。筏 正明さんの解説を聞きながら、じっくりと月を観察してみてはいかがでしょうか。

天体観測会 開催概要

日時 2026年9月25日(金)19:00~20:30
場所 市場池公園 じゃぶじゃぶ池横(千里丘6丁目)
内容 中秋の名月、月面のクレーターや光条などの観察
主催 千里丘まちづくり協議会(千里丘の天体を観測する部会)
参加費 無料
申込 不要
持ち物 特に必要ありません
注意 雨天または曇り空の場合は中止する場合があります
 

市場池公園 じゃぶじゃぶ池

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