【摂津市】「せっつ地球村」NAGOMi大賞優良賞受賞! 摂津市表敬訪問レポート
「せっつ地球村」の代表者である村田美香さんが、摂津市へ表敬訪問されました。
その様子を現場の空気とともにお伝えします。
せっつ地球村とは?
「せっつ地球村」は、摂津市香露園を拠点に置き、外国にルーツを持つ市民とマイノリティの子どもたちをサポートする多文化共生コミュニティ団体です。国籍や文化、年齢を問わず、誰もが安心できる日常を目指し、多文化交流イベントや食事会、カウンセリングや学びの場などを提供しています。日本での生活において直面する課題や不安に寄り添い、孤立しがちな方々の癒しの空間や、地域のつながりを深めるための活動を展開し、地域社会の大切な社会資源となっています。
NAGOMi大賞とは?
NAGOMi大賞は、外国人と日本人が共に暮らしやすい社会づくりに貢献する企業や団体、個人を表彰するもので、2025年5月23日に第1回が開催されました。
「NAGOMi(一般財団法人外国人材共生支援全国協会)」は、2020年10月に設立された全国組織です。技能実習生や特定技能の在留資格で働く外国人の権利保護・生活支援、また外国人を地域社会の一員として受け入れる環境整備を進めています。政府・自治体・企業・監理団体をつなぐネットワークとして、全国で外国人材支援と共生社会づくりを推進しています。
地域でもコンビニや工場、農家などで外国人の方々が活躍する姿が増えており、NAGOMiはそうした現場を支える大切な役割を担っています。
表彰式の概要
今回のNAGOMi大賞には全国から64件の応募があり、その中から15件が2次審査に進みました。

提供元:せっつ地球村
「せっつ地球村」は、見事その中から優良賞に選出されました。多様性を生かした地域づくりの取り組みが高く評価された結果です。

一般財団法人外国人材共生支援全国協会 代表理事・会長武部 勤氏と、せっつ地球村代表 村田美香さん(提供元:せっつ地球村)
表敬訪問の様子
2025年5月30日、「せっつ地球村」の代表者の村田美香さんが、摂津市役所を訪問し、NAGOMi大賞優良賞受賞の報告を行いました。今回の表敬訪問には、「せっつ地球村」と協働している学生ボランティア団体「凪沙」リーダーの満田美嘉さん、NAGOMi大賞への推薦者である千里経営サポート事業協同組合 部長の関本勝さんも同席され、和やかな雰囲気の中で行われました。

写真左からせっつ地球村代表村田美香さん、学生ボランティア団体凪沙リーダー満田美嘉さん、千里経営サポート事業協同組合から部長 関本 勝さん

嶋野 浩一朗 市長
嶋野市長からは、「摂津市でも外国の方が増えてきており、言葉の違いなどさまざまな課題がある中で、皆さんがこうしてコミュニティを作ってくださることは、市としても本当にありがたいことです」といった趣旨のお話があり、地域の多様性とつながりの大切さに対する感謝と期待が感じられました。
代表者の村田さんからは、「今後も地域の皆さんと協力し、多文化共生の輪を広げていきたい」と意欲的な言葉が聞かれ、参加者一同、今後の活動への思いを新たにしていました。
まとめ
「せっつ地球村」の皆さん、NAGOMi大賞優良賞の受賞、本当におめでとうございます! 摂津市のグローバル社会への地域づくりを支える活動が、さらに広がっていくことを期待しています。
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