【千里丘】千里丘まちづくり協議会セミナーが始まります! 「千里丘を知ろう」
千里丘駅西地区再開発事業が始まり、千里丘まちづくり協議会が2023年9月6日に立ち上がりましたが、早速来る令和5年10月4日にセミナーが開催されるようです。
千里丘まちづくり会の会長であり、講師でもある茗荷さんにお話を伺いました。
千里丘には、似禅寺山と稲荷山の2つの山があり、どちらも吹田市に属しています。現在、この地域は住宅地として発展し、千里丘駅が主要な交通手段として利用されています。この変化は、昭和11年に大阪府道産業道路が開通したことから始まりました。その後、昭和13年には千里丘駅が開業し、交通アクセスが向上しました。
昭和20年代には、千里丘駅を中心に山田村、三宅村、味舌町の合併計画が浮上しました。結果として、山田村は吹田市に、三宅村は茨木市に編入され、味舌町は味生村と鳥飼村と合併して三島町となりました。
さらに、昭和36年には稲荷山に毎日放送の千里丘スタジオが完成し、多くのテレビ番組が制作・放送されました。このスタジオから公開番組を観覧するために、多くの人々が千里丘駅を利用しました。その結果、千里丘という名前は近畿地方で広く知られるようになりました。しかし、スタジオが大阪市に移転した後、千里丘は住宅地として発展しました。一歩外れると、千里丘と千里山が混同されることもあります。
「千里丘には魅力的な要素がたくさんあります。私自身、千里丘で生まれ育ち、現在も住んでいる者として、この地域をより活性化し、魅力を広め、行きたい街として発展させたいと考えています」とは茗荷さん。
今後千里丘駅前には高層タワーマンションが建ち、新しい住民も増えていきますが、残していきたい歴史もあるかと思います。ぜひ、「千里丘まちづくりセミナー」に参加されて意見を出し合っていきませんか? まずは初回のセミナーに参加してみてくださいね。
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