●現金をだまし取る手口　（例）

「もしもし、摂津市役所の◯◯と申します。あなたは医療費を払いすぎていますので、２９８００円の還付金を受け取ることができます。書類を送っていますが確認していただきましたか？」
丁寧な言葉づかいで「書類を送っています」と言って信じ込ませます。

「お金が戻って来るんですか？書類は見ていませんけど･･･」

「そうですか。本当は手続きの期限が過ぎているのですが、本日中にATMで手続きをすれば、還付金を受け取ることができます。キャッシュカードを持って、急いで近くの△△銀行ATMに行ってください。ATMに着きましたら手続き方法を説明しますので、私に電話してください。電話番号は ☓☓ー☓☓☓☓ー☓☓☓☓です」
誰にも相談させないように、時間を焦らせてATMへ誘導します。

「もしもし、今△△銀行ATMの前に着きました」

「それでは私の言うとおりに操作してください・まず、キャッシュカードを入れてください。次にこちらから還付金を振り込みますので『お振込み』のボタンを押してください」
お振込みボタンは相手にお金を振り込む手続きです。受け取ることはできません。

「『お振込み』ですね？はいわかりました」

その後、犯人の言うとおりに操作し、最後の金額の入力画面で・・・

「それでは最後にあなたの個人番号を入力します。【589856】と入力して、最後に『確認』を押してください。これで手続きは完了です」
犯人の言う個人番号とは振込みの金額で、５８万９８５６円が騙し取られてしまうのです。