就職する前に、職場を直接体験できます。体験してみて可能性が広がる職種にチャレンジ。
仕事を選択する立場の人にとって、就職案内だけではなかなかイメージし難いことがあります。
就職活動で、50〜100もの企業を面接する人がいるのは珍しくないのですが、概念を変えてみて職種にこだわらないで探してみると、思っていたよりも自分に向いている仕事が見つかることがあります。
今、人材不足といわれている業界は、介護業界と運送業界です。
運送業界から見た介護業界の対策について学ぶという記事を見つけました。
まず、運営する上での問題点と、労働条件の不満ですが、
物流Weeklyによりますと、
介護サービスを運営する上での問題点としては「良質な人材の確保が難しい」が53.9%(同54.0%)、「今の介護報酬では人材の確保・定着のために十 分な賃金を払えない」が49.8%(同46.9%)となっている。労働条件などの不満は「人手が足りない」が48.3%(同45.0%)、「仕事内容のわりに賃金が低い」が42.3%(同43.6%)、「有給休暇が取りにくい」が34.9%(同34.5%)で、運送業界の状況と通じるところがある。
とのこと。
ここで、介護業界の人材不足対策ではどのようなことを行っているのでしょうか。
大阪福祉人材支援センターが、さまざまなイベントを通して福祉の職場への理解促進と資質向上を支援しているようです。
なかでも職場体験事業はたいへん参考になるようです。
職場の無料体験ができるのですが、介護業界への就職の不安を解消する手助けになっています。
体験日数は10日以内で、1回(1日)につき4時間以上8時間以内(休憩時間を含む)
職場体験活用メリット
福祉・介護未経験の方が「福祉の職場ってどんなところ?」という疑問や不安を解消・軽減することができます。
福祉の仕事への理解を深め、就職へのきっかけをつかむことができます。
体験したい事業所を「職場体験受入事業所一覧」の中から、自分で選ぶことができます。
施設の雰囲気を体感し、現場職員の話を直接聞くことができます。
職場体験レポートを書くことによって、福祉職で必要不可欠な「記録の作成」を体験できます。
面接では、職場体験をもとに具体的なエピソードを交えて自己PRができます。
※大阪福祉人材支援センターサイトより
運送業界も今後、無料職場体験ができるといいですね。
就職活動している人にとって、視野が広がるのではないでしょうか。
どちらの業界も、「利用者に感謝されることが多く、やりがいのある職業」です。
摂津市社会福祉協議会はここ↓
《つよし》