千里丘出身のギターリスト天満俊秀さんは、音楽と農業をつなげる活動をされています。
アコースティックギターリスト、天満俊秀さんのご紹介です。
天満さんはクラシックギターからギターを始め、やがてエレキギターでロックを堪能、そしてブルースへ入り、さらに深く深くブルースを突き詰めていく内にアイルランド民謡に衝撃を受けたそうです。
アイルランドに渡り、打楽器なども学んでいたのですが、農家で生産者がさりげなく演奏するその音楽に衝撃を受けました。
自然との調和・・・
生産者が奏でる音楽は心にストンとはまります。
ブルースというのは、身近な出来事、感情を表現したもの→日常の幸せなことや憂鬱なことを音楽にしたものをです。
仕事で手がボロボロになっても、その手でギターを弾きます。
天満さんも農業を始めて手に傷がいっても、そういったブルースナイズドされたことが脳裏に浮かび、気にせずにギターを弾ききります。
11月8日は千里丘にあるスタジオ art point でミニライブがありました。
それも、天満さんが宮崎県で生産した産地直送の新鮮野菜市です。
収穫を新鮮さが損なわれないようにギリギリまで待ちながら、車での産地直送です。
獲れたて野菜を目にしながら、演奏が始まりました。
アコースティックギターと三味線は天満俊秀さん。
他のメンバーは農業つながりの仲間で、唄の児玉圭亮さん、カホン・締太鼓の長船良平さん。
地域の唄、民謡は野菜の匂いと重なってとても心地のいい雰囲気になりました。
きゅうり,キャベツ, 小松菜,佐土原なす(宮崎県の伝統野菜),黒皮かぼちゃ(宮崎県の伝統野菜),安納芋(サツマイモ)
べにはるか(サツマイモ),しょうが,宮崎県産新米 etc…
天満さんは仰ります。
音楽は今ではYouTubeでどこでも気軽に聴けます。
もはや莫大な音楽が流れていて、エンターテイメントに新鮮さがなくなってきているのかも知れません。
私は農業を通して、農家に来てくれた人たちが現地で生で音楽を楽しんでくれることを希望しています。
ギターリストとしてのソロ活動をされている頃の天満さんを知らないのですが、今日お会いした天満さんの表情はとても生き生きしていて素晴らしかったです。
次回、千里丘で演奏される時はまた野菜とのコラボが楽しみですね。
スタジオ art pointはここ↓
《つよし》