【摂津市】家庭の食品が誰かの支えに! 食品ロス削減パネル展&フードドライブ開催
摂津市立コミュニティプラザ1階ロビーで、「第7回食品ロス削減啓発パネル展」が開催されています。SDGs(持続可能な開発目標)の実践として、食品ロス削減を通じた社会貢献の取り組みを紹介する展示です。
開催概要
第7回食品ロス削減啓発パネル展
時間:9:00~22:00(21日は16:00まで)
会場:摂津市立コミュニティプラザ1階ロビー
入場:無料
会場の様子
コミュニティプラザを訪れると、1階ロビーの窓側に多数のパネルが整然と並んでいます。食品ロス削減の仕組みや商慣習の見直しについて、分かりやすい図解で説明されています。
「商慣習の見直し」に関するパネルが印象的でした。製造日から賞味期限までの期間を3分割するいわゆる「3分の1ルール」や、「2分の1残し」といった商習慣が、食品ロス発生の一因となっていることが解説されています。消費者が購入した後、食べるまでの期間なども考慮し、卸売や小売店との間で販売期間や納品期限が設定されている実態が明らかにされています。
会場では、食品ロスに関するパンフレット類も自由に持ち帰ることができます。子どもたちにも親しみやすい「うんこドリル」など、楽しく学べる啓発資材も用意されているのが印象的です。
また、同じ1階ロビーでは「こども食堂展」も同時開催されており、摂津市内のこども食堂を紹介するパネルが展示されています。食品ロス削減と、こども食堂支援が連携した取り組みとして、地域の課題解決に向けた活動の広がりを感じることができます。
せっつ市こども食堂マップ
第12回フードドライブも同時実施
パネル展と並行して、「第12回フードドライブ」が実施されます。家庭や事業所で眠っている食品を持ち寄り、摂津市や摂津市社会福祉協議会、フードばんくOSAKAを通じて、貧困家庭やこども食堂へ寄付する活動です。
フードドライブ実施日程・会場
【10月18日(土)~20日(月)】
時間:10:00~17:00
・コミュニティプラザ1階ロビー会場
・別府コミュニティセンター1階ロビー会場
・安威川公民館会場
・千里丘公民館会場
・味生公民館会場
・新鳥飼公民館会場
・鳥飼東公民館会場
【10月20日(月)】
時間:10:00~17:00
・摂津市役所1階ロビー会場
・社会福祉協議会1階会場
・摂津市商工会会場
受付可能な食品例
・穀類(お米、麺類など)
・缶詰等
・乾物
・調味料各種レトルト食品
・インスタント食品
・お菓子
・粉ミルク離乳食
・紙おむつ(子ども・大人共)
・ギフトパック
・生理用品
※包装や外装が破損していない未開封のもので、1ヶ月以上の賞味期限があるもの、常温保存のもの。瓶詰め食品でないものが対象です。アルコール類はご遠慮ください。
過去の実施報告
第11回フードドライブでは、6月14日・15日・16日に実施され、市役所・コミュニティプラザ・公民館5館・別府コミュニティセンター・商工会・社会福祉協議会の10カ所に回収箱が設置されました。3週間で市民や事業者から146kgの食料品や生理用品、おむつなどが多く寄せられ、6月19日に社会福祉協議会において、集まった食材が各団体に配布されました。
配布先は、摂津市役所生活支援課、社会福祉協議会、こども食堂ネットワークなど、それぞれ必要とされる方に利用されています。
主催・共催・後援
主催:フードバンク摂津プロジェクト
共催:摂津市、摂津市社会福祉協議会、市民環境ネット・せっつ、摂津市商工会、摂津市こども食堂ネットワーク
後援:摂津市教育委員会、ふーどばんくOSAKA
食品ロス削減は、SDGsの目標達成に向けた身近な取り組みです。パネル展で知識を深め、フードドライブで実際に行動することで、持続可能な社会づくりに参加してみてはいかがでしょうか。期間中はぜひ、摂津市立コミュニティプラザへ足を運んでみてください。

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