【摂津市】摂津市立第五中学校でキャリア教育用ボードゲーム教材を活用した体験授業が行われました
最近、子どもの「キャリア教育」への関心が高まっているそうです。
摂津市では2023年12月11日(月)に、大阪府摂津市教育委員会と株式会社イー・ラーニング研究所が連携し、摂津市立第五中学校にて体験授業が実施されました。
キャリア教育とは、子ども一人ひとりの社会的・職業的自立に向けて、必要な基盤となる能力や態度を育てることをいいます。
最近、キャリア教育がとても重要だと言われる理由は、20世紀後半における世界的な情報技術の進化により、社会や経済、産業の環境が国際的になり、グローバル化が進んだからといわれています。この変化が、日本の産業や仕事のあり方を変えただけでなく、私たちの日常生活にも大きな影響を与えました。キャリア教育が必要とされる理由を考えると、このような社会の変化が子どもたちの成長環境を変え、同時に彼らの将来にも大きな影響を与えたことを理解することが重要です。情報技術の進化は子どもたちの成長や発達にも影響を与え、教育の目標や環境にも大きな変化をもたらし始めています。《参照:文部科学省 第1節キャリア教育の必要性と意義》
摂津市教育委員会は、以前よりキャリア教育に積極的に取り組まれていたようで、2023年1月19日(木)に、「第15回キャリア教育優良教育委員会文部科学大臣表彰」を受賞されています。
第15回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰受賞団体一覧(文部科学省PDF)
株式会社イー・ラーニング研究所は、e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供しており、子どものときから夢や目標を持ち、グローバル社会で必要となる知識と能力を育む、キャリア教育用ボードゲーム教材『子ども未来キャリア』を開発されています。
体験授業を受けた摂津市立第五中学校の中学1年生は、まだ将来の夢や就職することについてイメージが湧きにくい生徒も多かったようです。そこで、「逆算思考」のテーマで実施することにより、目標や夢に至るための思考を学ぶきっかけができます。あらかじめ設定したゴールに対して、「今やるべきことは何か?」を逆算しながら行動計画や実行手段を考えていきます。
昨今、「どのように指導したらよいのかわからない」「子どもの理解度がわかりにくい」といった教員の悩みもある中、ボードゲームで楽しく意欲的な学習ができる他、スライド資料などパッケージ化しているため、教員の授業の準備負担軽減にも貢献することができるそうです。
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