【千里丘】創業100年超え!三代目自転車技術職人が営む「西本商会」さん
千里丘にある自転車屋さんを訪れました。
西本商会(店舗にはNISHIMOTO CYCLEと表示)
店主の西本佳嗣(よしつぐ)さんに少しお話をさせていただきました。
こちらは創立100年を超える老舗の自転車屋さんで、今の店主さんで三代目だそうです。
初代は摂津市千里丘東で営業されていました。
昭和5年に千里丘に移転し、店舗を構えられた当時は自動車・バイク・自転車を扱っており、JRの線路下のアンダーパスの工事等で道路も拡幅されたため、店舗は手前に少し縮小し、現在は自転車修理を専門とされているようです。
そして、平成11年に現在のビルが建てられました。
お話を聞くにつれ、西本さんの職人としての凄さがわかってきました。
財団法人日本車両検査協会の自転車技術検定の学科及び技術試験の最年少合格者だとか!(2021.5.23現在まだ記録は破られていないそうです。18歳16日)
得意とする分野は「車輪」とのことです。車輪のスポーク調整は難しいと聞きます。真円にするには技術が必要です。最近は子乗せ電動アシスト自転車でスポークが折れることがあります。折れる箇所によってはメーカーでホイールを発注等して、納期までに1ヶ月かかることもざらですが、西本さん曰く「3時間で修理します」とのことです。(万一お客様が殺到された時は時間を要することもあると思いますので要相談)
店内をよく見ると珍しそうなものを発見しました。
初代スーパーカブ・C100です!
ホンダの代理店もされているようです。
つづいてこの自転車は・・・
PEUGEOT(プジョー)です。
プジョーはフランスの自動車メーカーで有名ですが、1980年代までは自転車も製造していました。こちらの自転車は小学校の時に親に買っていただいたんだとか・・・、大事にされていますね。
因みに100年ほど前は店舗名にフルネームを付けることが流行っていたんですね。
初代は「西本章(アキラ)商店」だったそうです。
これからも職人技で多くの自転車を修理されることでしょう・・・
西本商会はここ↓