【摂津市】正雀に持ち込みOKのカフェが!自家焙煎挽きたてコーヒーはセルフで1杯50円!JOCA大阪さんのオモロイ場とは?
摂津市正雀本町にフリースペースなカフェができているのを知っていました?
場所は正雀本町商店街にあるフラワーショップキミヤさんの裏にあります。
築50年の空き家をカフェに変えたのはJOCA大阪(青年海外協力協会)です。
JOCA(ジョカ)とは、JICA(ジャイカ)という青年海外協力隊として活動をしてきたOBやOGによる全国組織です。
海外でのボランティア事業を経験したことを活かして、日本で地域の方々とオモシロイ場を作っているのがJOCA大阪なのです。
2018年7月21日にできたとのことですが、今日訪問しました。
このカフェはとっても居心地のいい空間なんです!
セルフサービスで、自家焙煎挽きたてコーヒーがなんと50円!
いくらセルフサービスと言えども、この美味しいコーヒーが50円なんて安すぎです。
しかも、マイカップを置くことだってできます。
このカフェを使っている人は実に様々で、学校帰りの宿題に来ている小学生、カフェで寛ぎながら延々とおしゃべりを続けるおばちゃん、囲碁をするおっちゃんと高校生、商店街で買って来た惣菜やパン、串カツ、たこ焼きなどを持ち込みで食べる人・・・
とにかく基本的に使い方は自由なんです。
実はこのカフェはJOCA大阪のオフィスでもあるので、仕事している様子が丸見えだったりします。
さて、お仕事中の職員はどちらでしょう?
代表の河合憲太さんにお話を伺いました。
左が河合憲太さん、右が吉田悦子さん
青年海外協力隊で、河合さんはインドネシアで水球を吉田さんはベトナムで日本語教育をされていました。
JOCA大阪は旧名JOCA近畿支部として約20年間梅田のビルにあったそうです。
しかし、外の地域と接点を持たない職場で、海外協力隊らしいことができていない疑問を持っていたとのこと。
そこで職員で一念発起し、移転計画を発案されました。
場所はどこにしようかと、大阪府内の空き家を50件以上探して見つけ出したのが、摂津市正雀ですって!
理由は・・・「やや寂しい商店街をターゲットに、オープンなカフェとオフィスができる間取りでした」
こちらの文化住宅をDIYで作り上げたそうです。
正雀駅から商店街に抜ける道にもなっていて、結構人通りが多く、下町人情な街だそうです。
(なるほど、そのように映っているのですね〜)
河合さんは仰っしゃります。
「地域の人たちが過ごしやすくなる場になるための黒子の役割ができれば」と。
会社(店)と顧客という立場ではなく、地域の人たちと一緒に作り上げるオモロイ場。
この文化住宅をカフェに作り出したのは実は地元の人達との共同作業なんです。
地域の方、JOCA職員、JICAのOBOG等のべ100人が日曜大工で作ったんだとか。
すし職人、花屋さん、定年シニア、脱サラ青年、大学生・・・
外から丸見えの開放的なカフェは間接的にも防犯の役割も果たしているのではないでしょうか?
独居老人も多いなか、青年海外協力隊で経験を積んだスタッフが、交流しやすい応対をしてくれます。
夕方になると、学童を終えた小学生がダダダーっとやってきておやつを食べて休憩していました。
自然にシニアと子どもたちが交流を持てる空間は貴重です。
こういったフリースペースなカフェがもっと増えていけばいいですね。
摂津市は空き家も多いことですし・・・・・
まずは一度、JOCA大阪を覗いてみてくださいね。
●営業時間
火曜日〜土曜日
10:00〜18:00
(不定期に休日・営業時間変更あり)
●貸し切りスペース
火曜日・木曜日 18:30〜21:30
土・日・祝 10:00〜18:00
●お問い合わせ
JOCA大阪
TEL 06-4860-7700
FAX 06-4860-7701
JOCA大阪はここ⇣
《つよし》