摂津市出身の寺尾仁志さんは700名のシンガー「human note(ヒューマンノート)」のリーダーとして活躍中です!

寺尾仁志さんは摂津市出身のシンガーソングライターです。

現在は約700名のメンバーで構成されたシンガーグループ、human note(ヒューマンノート)のリーダーとして活躍しておられます。

ヒューマンノートとは歌で繋がったヴォーカルグループで、年齢は10代〜80代、職業、環境を超えたメンバーで構成されています。

人それぞれ考え方も違うでしょうに、どのようにして700名ものメンバーが活躍しているのでしょうか?

今回は実際に寺尾仁志さんに会って、お話を伺ってきました。

寺尾仁志

 

寺尾さんは別府小学校、第四中学校出身です。

10歳の頃、姉の部屋で「グリース」という学園ミュージカルのアメリカ映画の曲が流れてきたのがきっかけで、音楽に夢中になったそうです。

R&B(リズムアンドブルース)が好きで、高校では仲間とバンドを組んだりして、ヴォーカルをしていました。

いつかは歌手になりたいと思っていたのですが、経済的に余裕がない実家を考えて寺尾さんは、卒業したら自立して働いていくものだと考えていたそうです。

ところが、卒業間近に当時吹田東高校の松村先生から「寺尾くんは歌手になったらいいやん」とストレートに言われたことにハッとし、プロを目指す道に向かうことを決断されました。

やがて努力が実って、タレント事務所に所属したのは23歳。

26歳でゴスペルグループでの活動活動を開始。
あの大西ユカリさんと同じ所属だったとか。

そのゴスペルグループは30歳でメジャーデビュー、所属事務所はあのMISIAも在籍していました。

紆余曲折あり、32歳で脱退し、その後はソロとして活動します。
当時、身近な人に河口恭吾さんがおられました。

寺尾さんはその頃、「昔はいかに歌をうまく歌うかということを考えていましたが、歌は伝えるものだと改めて実感しました」と仰っしゃります。

 

35歳で、ゴスペル教室の先生として活動することになります。

そこで、レッスン中にいろんなことに気づかれました。

レッスン中に生徒の顔がだんだん変わっていって、イキイキしてくるのが手に取るようにわかってきました。

10チーム編成150人の規模でコンサートを開いた時に、鬱を抱えている生徒、パニック障害を抱えている生徒がいたのですが、後で感謝のメールが届いたのだとか。

合唱することに価値を感じられました。

考え方や環境、年齢も違う人たちが、歌をうたうためにステージに立つ・・・
1つの目標へ向かう時に繋がる感覚・・・

音楽の力、合唱の力を体感したそうです。

そうした経緯で、ヒューマンノートを結成されたのですね。

 

human note の基本理念

[Give Happiness]

「ウタのある人生の充実」をテーマに歌を通じて human note に関わる全ての人々に、幸せや感動を提供していく。
human-noteサイトより

与える側に喜びが起きることを実際に経験することができます。

ヒューマンノートは、学校や病院、福祉施設、被災地などに歌を届けるという活動をされているのですが、その活動は海外にも及んでいます。

ヒューマンノート
human note学校めぐりブログより

2009年に、大阪府教育委員会より府民運動の一環として、「心の再生テーマソング」の依頼が来ました。

「みんなトモダチ」という曲を登下校、給食時に流し、年間約50校を回りました。

やがて、ケニアの学校からも依頼があり、訪問することになりました。

日本の小学校でカバンを作り、そのカバンをケニアへ贈ったそうですが、その過程をビデオで録画し、両国の人たちに見てもらったところ、「ほんとにケニアにカバンが行った〜」などと子どもたちが大いに盛り上がり、継続することになったのだとか。

 

2011年の東日本大震災が起こってからは、南三陸町へ出向いて被災者の方がケニアの人たちのためにカバンを作り、寄贈したというお話を伺いました。

これが「Give Happiness」なんだなと実感しました。

さて、摂津市でも交流が始まろうとしています。

ケニアのマキマという半乾燥地帯の子どもたちは、ビニール袋を持って学校に通っているそうです。

両手が空いていないと、蛇などに襲われる危険があります。

そこで、使わなくなったランドセルやリュックをケニアの子供たちに届けようということです。

8月4日にケニアの子どもたちが来日するそうで、三宅柳田小学校では受付が開始されているのだとか。

 

今、ヒューマンノートは結成から11年目に入ろうとしています。

参加者はいろんなレベルの方がいると思うのですが、うまく歌えない人とプロ級のスキルを持つ人とではどのように分けて活動しているのか気になりましたので、寺尾さんに伺いました。

参加時に歌や声を確認し、その方に応じた場所で歌を学んでもらっています

そして、イベントごとにチームがあって、練習を積み、当然ではありますが、お金をいただいて人の前で出ても恥ずかしくないステージができるようにされています。

今後は、スキルはもちろん「歌う事は伝える事」意識し、世界中に仲間を増やして、いい音楽で繋がっていきたいとのことです。

 

素敵な活動をされているヒューマンノートに興味のある方はこちらまで⇣

一般社団法人 ウタのタネ

TEL:06-6949-8334

http://www.human-note.com/

 

 

《つよし》

つよし

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