摂津市は4月から国立循環器病研究サンターと連携した心筋梗塞(MI)キャンペーンに取り組みます
吹田市藤白台から、摂津・吹田両市にまたがる操車場跡地(JR京都線「岸辺駅」前)への移転工事が進んでいる国立研究開発法人国立循環器病研究センターですが、摂津市は4月から国立循環器病研究サンターと連携した心筋梗塞(MI)キャンペーンに取り組みます。
心筋梗塞は、一旦発症すれば40%は死に至る怖い病気です。
しかし,前触れの時点で治療すれば発症を予防できるものとされています。
心筋梗塞を発症した人の約半数は、前兆である胸部の症状を認めています。
数日〜数ヶ月にかけての前兆ですが、不安定狭心症と考えられるとのこと。
(国立病院機構大阪医療センターサイトより)
この時期に治療すれば安全に治療することが可能ですので、前兆を見逃さないことが大切なんですね。
●心筋梗塞のまえぶれ
・胸部の痛み、圧迫感など
・胸やけに似た違和感
・腕・肩・歯・あごの痛み
※前兆となる痛さは10分程度でおさまります。
痛みが繰り返すことも特徴のひとつです。
STOP MIキャンペーン
MIとはMyocardial Infarctionの略で、心筋梗塞。
以下、国立病院機構大阪医療センターのサイトよりします。
心筋梗塞発症前の前兆を積極的に診断して治療することによって、心筋梗塞になる患者を減少(半減)させることを目標とした市民啓発活動です。
前兆のある人をすべて心筋梗塞発症前に治療できたら、毎年、心筋梗塞で死亡する人を約2万人減らすことができ、心筋梗塞で入院する人を約35,000人減らすことができ、これによって約700億円の医療費が節減できます。さらには、心筋梗塞後に心不全を発症して入退院を繰り返えす人の数も減らすことができます。
このキャンペーンに賛同していただける個人、医療機関、その他企業等の輪が広がることを期待しています。
「もしかしたら」と思ったら循環器内科を受診しましょう。
《つよし》