摂津市で大晦日に除夜の鐘が鳴る慶徳寺では、除夜の鐘を憶念の鐘と呼ぶらしい。
日本の大晦日の恒例行事と言えば、除夜の鐘を連想する人も多いと思います。
仏教での年中行事の一つですが、今日は摂津市東正雀にある慶徳(きょうとく)寺に行ってみました。
慶徳寺では「除夜の鐘」ではなく、「憶念の鐘」と呼んでいるみたいです。
詳しいことはよくわかりませんが、慶徳寺の案内掲示板に貼り紙がありました。
12月31日、午後11時45分よりはじまります。
慶徳寺はここ↓
[map]大阪府摂津市東正雀14−6[/map]
ちなみに「億念」とは、
仏教用語。記憶して心にとどめておくこと。浄土教では阿弥陀仏を常に心に銘記して忘れないという意味に用いている。親鸞は特に憶念と真実の信心とを同一のものとみなしている。
※コトバンクより
とあります。
では除夜の鐘はどうして108つ鐘をつくのでしょうか?
人間の煩悩の数が108だからという意見が一番多いですが、他にも次のようないわれがあるそうです。
月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となるため、1年間を意味している。
また、四苦八苦を取り払うということで、四苦は4×9で36、八苦は8×9で72。36+72=108だとか。
う〜ん、いずれも後世に考えられた説らしいです。
そして、108つの鐘は年内に107ついて、年が明けてから1つつくって知ってました?
残りの1つは「その年の煩悩に煩わされないように」という意味があって、年が明けてからつくんだって。
他に鐘があるお寺を探していたところ、千里丘東に正覚寺がありました。
さて、正覚寺の鐘楼は鳴るのでしょうか?
正覚寺はここ↓
[map]大阪府摂津市千里丘東4-5-13[/map]
少し仏教に偏った記事になりましたが、日本の一大行事ということでご了承くださいませ。
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《つよし》