【千里丘】一品一品心を込めて創る「居酒屋かっしゃん」
「居酒屋かっしゃん」は地元の人から「おいしい」という噂が昨年より耳に入っていました。
しかし、なかなか行ける機会がありませんでした。
やっとのご縁で訪問です。
「かっしゃん」という店舗名は、マスターの柏木さんが「かっしゃん」と呼ばれているからです。
さて、取材ですから飲み過ぎて酔わないように・・と、まずは生ビール。
今日の気温は涼しかったのですが、まずはやっぱりビールの気分。
なんと、この生ビールおいしいではないですか。
サーバーとは思えない、まろやかでコクのある味です。
サーバーの掃除を頻繁に行っているようですね。
あとでマスターに伺ったところ、やはりサーバー担当の方が結構厳しい人みたいです。
最初のビールでこの感動、期待できますね。
メニューは2日に1回、手書きで書いているそうです。
市場に行くのに合わせてメニューも変わるんですって。
本日の前菜3種盛り
品のある味です。 タコ酢おいしい〜
ところで、「かっしゃん」は付き出しがありません。
これは付き出しに安っぽいものを出すと、お客さんがそこから注文を渋ってくる可能性があることと、せっかく美味しく食べにきていただいているのに、中途半端なものを出すわけにもいかないそうです。
かといって、はりきって付き出しを作ると、それは採算があいません。
スーパーの袋からひねり出したような物を、付き出しにするくらいなら、いっそ付き出しは無い方がいいのではと感じたそうです。
メニューを見て、本当に食べたいものを注文していただこうと・・・
うん、この考えも納得です〜
さらに嬉しいコンセプトがあります。
それは、「季節を感じながら野菜をたっぷり食べて欲しい」とのことで、
決してベジタリアンのための店ではないのですが、日頃お世話になっている八百屋さんや農家さんの野菜を自然にお肉や魚介料理に添えています。
主張していないのですが、確かに野菜が多いです。
お肉の下敷きになっている野菜が美味しいんです。
カウンターに目をやると、かっしゃんの横に気になるメニューが・・・
「土日限定 特製ミニバーガー」!!
さっそく頼んでみました。
ハンバーグ美味しいです。
ランチではハンバーグの定食などがあるみたいです。
かっしゃんはお店を構えて13年目になるそうです。
それまでは香露園の「いとうちゃん」で修行していたそうです。
当時の仕込みにびっくりしたそうです。
なんと、「いとうちゃん」ではデミグラスソースを小麦粉から炒めて作っていたんです。
それまでの先入観では、下町の小さな居酒屋ではそんな下ごしらえはないだろうと思っていたそうです。
そこから料理の深さに夢中になり、人気の「かっしゃん」を構えるほどになられたんですね。
料理に心がこもっているというか、繊細で手抜きが見えないという印象を受けました。
褒めすぎだと言われるかも知れませんが、「どれを注文してもハズレがない」と言われている所以ではないかと思うのです。
平日ランチをしていますが、土曜日は読書カフェをされています。
それぞれ好みの本を持ってきて、お茶しながら本を読むというカフェです。
そんなスペースの提供の仕方もにくいですね〜〜
さて、ここから料理やお酒をダダーッとお見せいたします。
日本酒もイケてます。
じわーっと温まる常温〜
梅酒の瓶を見せていただきました。
この他にも漬物盛り合わせや、漬物の白和えなども堪能しました。
締めはたまごがけご飯〜
マスターのかっしゃん
居酒屋かっしゃんはここ↓
《つよし》