【摂津市】ミモザの季節に、みんなで考えるジェンダー平等──「ウィズせっつフェスタ2026」開催レポート
3月7日(土)、摂津市立コミュニティプラザで「ウィズせっつフェスタ2026」が開催されました。毎年3月8日の国際女性デーに合わせて行われるこのイベント、今年もジェンダー平等をテーマに、展示・ワークショップ・ライブなど盛りだくさんの内容で多くの来場者を迎えていました。お昼過ぎに会場を訪れましたので、その様子をご紹介します。
エントランス:パネル展示とシールラリー
入口を入ってすぐのエントランスでは、パネル展示が出迎えてくれます。
摂津市立男女共同参画センターをはじめ、市内の各団体がジェンダーや多様性、子育てなどをテーマに思い思いの展示を並べており、立ち止まって読み込んでいる来場者の姿も多く見られました。
階段横の受付コーナーには、シールラリーの景品がありました。
会場内のチェックポイントを回ってシールを3枚集め、クイズに正解するともらえるというもの。子ども連れのファミリーが楽しそうに参加している姿が印象的でした。
2階:猫本カフェ&子育ておしゃべりの場
2階に上がると、まず目を引いたのがカタリベブックカフェ千里丘さんによる「猫本カフェ」です。
あらゆるジャンルの猫に関する絵本や書籍がずらりと並び、コーヒーを飲みながらゆったりと楽しめる空間になっていました。フェスタの喧騒から少し離れて、ほっと一息つけるコーナーです。
続いて、つどい場「輪」さんが運営する「3世代、子育ておしゃべりの場」へ。家庭での子育てや家事分担について、世代を超えてざっくばらんに語り合えるスペースです。日常の悩みや気づきをシェアできる場があることの大切さを改めて感じました。
3階:にぎやかな体験・ワークショップエリア
3階のコンベンションホールには、9つの体験コーナー・模擬店・ワークショップが集結しており、会場はひときわにぎやかな雰囲気です。
ホール内には臨床美術(クリニカルアート)の作品も展示されていました。

11番ブース:ほめたいね♡
臨床美術とは、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら制作することで脳を活性化し、認知症の症状改善などを目的として開発されたアートプログラムです。五感への刺激とコミュニケーションを大切にした独自のアプローチで生まれた作品たちは、生き生きとした表情を持っていました。

16番ブース:合同会社MuseBee
そして今回ひときわ気になったのが、合同会社MuseBeeさんによる「トイドローンで景品釣り!(先着50名)」です。思い切って体験させていただきました。
操作はゲームコントローラーで行うため、初心者でも直感的に扱えます。スタッフの方にわかりやすく教えていただき、なんとか”うまい棒”の吊り上げに成功! 小さなドローンが景品に近づいていくスリルは、子どもも大人も夢中になるのがよくわかりました。

19番ブース:絵本よみきかせ隊おおきなかぶ
コンベンションホールの外のエリアでは、絵本よみきかせ隊おおきなかぶさんによる「おおきなかぶのちいさな絵本ひろば」が開かれていました。赤ちゃんから大人まで楽しめるやさしい空間で、おはなし会の時間には子どもたちが熱心に耳を傾けていました。

摂津市ハンドメイDo倶楽部

15番ブース:自由を楽しむパステル

12番ブース:大阪人間科学大学×こども・みらい・かいぎinせっつ

13番ブース:オレンジサークル

17番:みんなのせっつ村
時間の都合上、すべての出展を回ることができなかったのが残念でしたが、それだけ内容が充実していたということでもあります。
1階ステージ:圧巻のアコーディオンライブで締めくくり
14時からは1階ステージにて、フェスタのフィナーレを飾るライブが始まりました。アコーディオン奏者のかとうかなこさんと、ギタリストの岡崎泰正さんによる「クロマチックアコーディオンライブ〜音でつながる平等な未来〜」です。
開演前からお客さんが次々と詰めかけ、気づけば会場は満員。オリジナル曲とフランス音楽を軸にしたワールドミュージックが繰り広げられ、演奏が始まると会場はすっかり音楽の世界に引き込まれていきました。お客さんがうっとりと聴き入る様子が、演奏のクオリティの高さを物語っていました。
ライブの中では、1920年頃に作られたというアンティークのアコーディオンも登場。そのアコーディオンで演奏された「おぼろ月夜」は、会場にどこか懐かしく温かな空気を漂わせました。かとうさんの2種類のアコーディオンと、岡崎さんのアコースティックギター・クラシックギターとの息の合った演奏は、まさに圧巻の一言です。
おわりに
「ウィズせっつフェスタ2026」は、ジェンダー平等というテーマを掲げながらも、堅苦しさとは無縁の、笑顔と出会いに満ちたイベントでした。「国際女性デーのイベントって難しそう」と感じていた方も、会場の雰囲気に触れれば、そんな印象はすぐに変わるはずです。世代も背景もさまざまな人々が気軽に集える場として、このフェスタは摂津市に着実に根付いています。来年の開催が、また多くの出会いをつないでくれることでしょう。
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