【摂津市】三宅出羽守國村公の家老杉本家御子孫が語る!せっつ郷土史セミナー「摂津の国人・三宅氏の動向」
摂津郷土史研究会が主催する「せっつ郷土史セミナー」のお知らせです。

チラシ
今回の内容は「摂津の国人・三宅氏の動向」です。
摂津郷土史研究会より内容を教えていただきました。
摂津国人三宅氏は、室町時代の応仁の乱の際、東軍の細川勝元の家臣で摂津国守護代薬師寺与一に率いられた摂津国人衆の一人として歴史に名前を残します。
その後の、細川政元の跡目争いに巻き込まれ乱世の世を渡ります。
なかでも、摂津国の有力国人、三宅出羽守國村は、三好長義の家臣香西元成に攻められ、三宅城は落城しました。
時は、天文18年(1549)3月29日。その様子が、「三宅落城濫觴(らんしょう)」という古文書に伝承されています。
三宅出羽守國村の4人の幼子は命かながら三宅城から脱出し、家臣に匿われました。三女を匿ったのが杉本勘左衛門只房。そのご子孫、杉本耕造さんが今回の講師です。

杉本耕造さん(摂津郷土史研究会より提供)
内容:「摂津の国人・三宅氏の動向」
講師:杉本耕造 氏
日時:令和7年5月21日(水)19:00~20:30
場所:摂津市立コミュニティプラザ 2階 会議室5
参加費:500円(昭和の歴史指標の設置活動費)
主催:摂津郷土史研究会

三宅出羽守國村公碑(摂津郷土史研究会より提供)
三宅出羽守國村公碑は、茨木市丑寅2丁目の住宅地の一角に建立されています。

三宅出羽守國村公の肖像(摂津郷土史研究会より提供
杉本勘左衛門只房は、三宅城と深い関わりを持った家臣のひとりです。杉本氏は三宅氏の重臣として仕え、三宅城の防衛や地域支配に尽力しました。子孫である杉本耕造さんによる「せっつ郷土史セミナー」が開催されるのはとても貴重ですね。

旧跡 三宅城跡
旧跡 三宅城跡は蔵垣内公園内に設置されています。
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