【摂津市】摂津音楽祭リトルカメリアコンクール、38年の歴史に幕

摂津音楽祭リトルカメリアコンクールが昨年(令和6年12月1日)の第38回の開催をもって終了したそうです。

提供元:摂津市

摂津音楽祭リトルカメリアコンクールは、摂津市から有能なクラシック分野での音楽家を発掘させるために設立されたと言われているコンクールで、若い音楽家の中でも有名なイベントでした。全国各地から、登竜門として摂津市へコンクールの挑戦をされていた方々もおられました。

提供元:摂津市

残念ながら終了となりましたが、気になる理由について摂津市生活環境部文化スポーツ課に問いあわせました。

摂津音楽祭リトルカメリアコンクールは全国的にも珍しい「総合審査」(※総合審査とはピアノ・弦楽器・声楽など、部門ごとに分けず、全ての部門を総合して順位付けする方式)によるコンクールで、過去に全国から多数の出場があり、クラシック分野における若手音楽家の発掘という目的を果たしてきました。
開始当初より多数のエントリーがありましたが、昨今では多くのコンクールで部門ごとに審査を行う方法が一般的となり、年々エントリー数に減少が見られていました。
このような状況から勘案し、他に新たなクラシック音楽のコンクールが創設されるに当たり先駆的であった本市のコンクールについては、当初の役割を終えたものとの結論に至り、終了することになりました。
今後はコンクール形式での実施ではなく、音楽活動をする市民の方々に演奏を披露していただく機会を提供することや、交響楽団等による本格的なクラシック音楽に触れていただく機会を提供する等、音楽事業をリニューアルし、より一層皆様に親しみのある音楽事業の開催を進めてまいります。
《摂津市 生活環境部 文化スポーツ課》

令和6年の第38回では「ピアノ」「ヴァイオリン」「チェロ」「フルート」「声楽ソプラノ」「声楽テノール」「声楽 カンフリエ部門 ソプラノ」と7部門から総合審査されていました。 

提供元:摂津市

残念ながらコンクールは終了しましたが、今後の「親しみのある音楽事業の開催」が期待されます。

摂津市HP

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