【摂津市】摂津の舞台を彩る6団体 市民演劇祭を訪ねて・・・

摂津市民文化ホールで「第41回摂津市民演劇祭」が開催されました。

11時に開場し11時30分に開演、定刻ぴったりに始まりました。

トップバッターは、劇団うずめの「沖縄のむかしばなし・・と香り」
体中が真っ赤なキジムナーというガジュマルの木の妖精と人とが繋がり、ユーモアある演出でした。

続きまして、NPO法人あったか演劇研究会による「ハロー! 2060」
NPO法人あったか演劇研究会は以前記事で取り上げさせていただいたことがありますが、教育や環境問題など、社会の課題をテーマにした、オリジナル脚本による演劇を上演されています。今回は山口克也(著)のシルバーマネーを題材にした演劇でした。

3番目は、劇団イタカダラカの「銀河軽便鉄道の夜」
研究所で働く3人が宇宙人からのメッセージを受け取り、昭和ギャグを交えて繰り広げるコメディ。劇団名は逆から読むと「カラダカタイ」になりますね。

4番目はBRの「こころゆくまま」
成仏されていない幽霊を題材にした朗読劇のストーリーが印象的でした。桃太郎(筍)の演劇もありました。

メッセージコーナーでは、摂津市嶋野市長(写真真ん中)、三好議長(写真右)、演劇協会の布川会長(写真左)の順でお話がありました。

さて、摂津市ちびっこ劇団ひなどりの登場です。会場が満員になりました。
演目は「また夢であいましょう」
子どもたちが舞台上のセリフとしても「これで最後です」というところで、寂しさを感じられている観客も多かったことと思います。

今回の公演をもちまして、劇団「ふん」が指導運営活動を担当されている「ひなどり」&「BR」は23年間の活動を終了となりました。おつかれさまでした。

ラストを飾るのは摂津市民劇団ダックスです。演目は「味舌天保㊙︎大塩騒ぎ」
摂津市民劇団ダックスは摂津市の歴史を演劇で表現する劇団です。摂津市に住んでいる人にとっては大変興味深い内容です。今回は天保の大飢饉が始まる世相の中、なんとか生き延びようとする村民の物語です。江戸時代後期の味舌の特産品である莚(むしろ)を劇で表現するために、莚機(むしろはた)を手作りされたそうです。

今年も内容の濃い演劇祭でした。
※「BR」ではプロを目指しておられる劇団員もいらっしゃりますが、「摂津市ちびっこ劇団ひなどり」と共にモザイク処理をさせていただいております。

摂津市民文化ホール(くすのきホール)はここ⇣

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