【摂津市】3月11日、あの日を忘れない。摂津市から考える地震への備え
今日(2025年3月11日)は、東日本大震災から14年目の日です。あの日、私たちは未曾有の災害を経験し、多くの尊い命が失われました。この日を機に、私たちは改めて防災意識を高め、日頃からの備えを大切にしなければなりません。
摂津市でも、地震への備えは重要な課題です。「広報せっつ令和6年12月号」によりますと、南海トラフ巨大地震が発生した場合、摂津市では最大で震度6弱、避難所生活者は4,654人に及ぶと想定されています。さらに、上町断層帯地震が発生した場合は、最大震度6強、避難所生活者は11,328人にまで増加する可能性があるとのことです。

2018年6月18日大阪府北部地震の日に撮影
いざという時、どう行動する?
地震発生時、状況に応じた適切な行動を取ることが重要です。
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運転中: ゆっくりと道路の左側に停車し、避難する場合は車を置いて、鍵をつけたまま避難しましょう。
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エレベーター: 全てのボタンを押し、停止した階で降りましょう。
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家の中: 大きな家具から離れ、丈夫な机の下に身を寄せましょう。揺れが収まったら、ドアや窓を開けて避難口を確保し、公園やグラウンドなどの広い場所へ避難しましょう。
平時からの備えが命を守る
地震は予測が難しいため、日頃からの備えが非常に重要です。
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非常用持ち出し袋の準備: 身分証明書のコピー、現金、モバイルバッテリーなどを準備しましょう。
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備蓄品の準備: 最低3日分、できれば1週間分の水や食料、携帯トイレなどを備蓄しましょう。
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避難場所の確認: 自宅近くの一時避難場所や避難所を確認しておきましょう。摂津市では、各中学校区ごとに避難場所が指定されています。
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家族との連絡方法の確認: 災害発生時の連絡方法や集合場所を事前に話し合っておきましょう。
摂津市の取り組み
摂津市では、上町断層帯地震の被害想定を基準として地震対策を進めています。また、アレルギー対応の非常食や乳幼児向けの液体ミルクなど、多様なニーズに対応した備蓄品を用意しています。

摂津市より

摂津市より
3月11日は「防災意識を育てる日」です。今一度、ご家庭や地域で地震への備えを見直しましょう。