【摂津市】せっつ郷土史セミナー「町火消から消防団へ」消防団の歴史が学べます
摂津郷土史研究会が主催する「せっつ郷土史セミナー」のお知らせです。
今回の内容は、「町火消から消防団へ」です。講師の茗荷さんにお話を伺いました。
江戸時代における消防団の歴史は、八代将軍徳川吉宗が江戸南町奉行の大岡越前守に命じ、町の組織として機能していた「店火消(たなびけし)」を再編成し、新たに「いろは四八組」と呼ばれる町火消を設置させたことに始まります。これが、現在の消防団の起源とされており、町全体で火災に対処する体制が整えられました。
明治時代に入りますと、政府は社会の発展に即応する効率的な消防組織の育成を図るため、地方
制度再編成を機会に、明治27年(1894年)に消防組規則を制定し、消防組を府県知事の管掌として全国的な統一を図りました。
昭和時代にはいります。
摂津市域の初期の消防につきまして、昭和22年8月以降、警防団が解体され、それに代わる形で四つの村に消防団が次々と設置されました。各消防団の発足時の団員数は、味舌村が100人、鳥飼村が130人、味生村が60人、三宅村が175人でした。ただし、団員は全員非常勤であり、消防施設も警防団時代とほとんど変わらず、円滑な消防活動を行うには十分な体制が整っていませんでした。
以上が茗荷さんからいただいたお言葉を要約させていただいたものになります。
現在の消防団の様子は当日茗荷さんにお尋ねくださいね。親身になってお答えいただけますよ。
ところ:摂津市立コミュニティプラザ 2階工作室
内 容:「町火消から消防団へ」
講 師:茗荷充幸
参加費:500円(歴史指標設置資金)
お問い合わせ:上記チラシの連絡先を参照してください。
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