【摂津市】せっつ郷土史セミナー「鳥養牧(とりかいのまき)」について学びましょう
摂津郷土史研究会が主催する「せっつ郷土史セミナー」のお知らせです。
今回の内容は、「鳥養牧(とりかいのまき)」です。講師の茗荷さんにお話を伺いました。
日本書紀を見ると、6世紀には淀川沿岸に牧場があったことがわかります。平安時代になると、摂津市域の鳥飼にあった「鳥養牧」は右馬寮が管轄する公牧で、諸国から送られてきた牛馬を飼育し、都での必要に応じてすぐに供給するための「近都牧」のひとつでした。「御牧」「馬場垣内」という旧小字名が残っており、この周辺が中心だったと思われます。「鳥養牧」のあった場所は、藤森神社の近くに「御牧」「馬場垣内」という地名が残っていまして、この周辺が中心だったと思われます。
また、その近くにある「五久」という地名は「御厩 (ゴキュウ・御馬屋)」からきているのではないかといわれているそうです。
「摂津市編纂たより」によりますと、平安時代の鳥飼地域に「鳥飼牧」が所在したことは確認できますが、その所在地は未だに確認されていないそうです。しかし、鳥飼3丁目に「此附近右馬寮鳥飼牧址」の石碑が設置されています。
ところ:摂津市立コミュニティプラザ 第6会議室(2階)
内 容:「鳥養牧」
講 師:茗荷充幸
参加費:500円(歴史指標設置資金)
お問い合わせ:上記チラシの連絡先を参照してください。
セミナー当日は石碑の場所はどこにあるのか、昔の鳥飼地域のお話などが聞けそうですね。
鳥飼下3丁目はこの範囲↓