【摂津市】環境省が全国で調査した有機フッ素化合物について、摂津市の地下水から最大の数値が出たのはなぜ?

環境省が地下水の有機フッ素化合物汚染状況を把握するための調査を行ったそうです。

環境省

画像はイメージです

2つの物質を調査する全国規模の調査は初めてとのことです。
有機フッ素化合物(PFCs)であるペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)と、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の全国存在状況把握調査です。
PFOS及びPFOAは、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質です。
各都道府県、施設周辺の171点で調査をしたようですが、摂津市の地下水からは目標値の約37倍の1855ナノグラムを検出したそうです。全国で最も高かったのは驚きです。

【環境省】令和元年度PFOS及びPFOA全国存在状況把握調査結果一覧

↑環境省調査資料2ページめ

報道に対して摂津市は、検出された地下水の井戸は、摂津市の太中浄水場の井戸ではないとのことです。
有機フッ素化合物は、摂津市で取水する深さ150mの井戸には、浸透する可能性がきわめて低い物質であり、今回検出した地下水が、太中浄水場の井戸に流入することは、きわめて可能性が低いものと考えています。摂津市公式ホームページ
環境省は、目標値を超過した地下水・湧水は、いずれも飲用用途の水ではないとしています。

摂津市は、今回の報道を受けて、太中浄水場の井戸水に有機フッ素化合物が含まれているかどうかの水質検査を調査機関に依頼しているそうですので、今後の結果が気になるところです。
摂津市役所

 

つよし

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ

号外net 学生アルバイト募集