【心筋梗塞(STOP MI)キャンペーン】摂津市は全国初のモデル区です。
STOP MIキャンペーンをご存でしょうか?
「MI」とは、「myocardial infarction」の略で、『心筋梗塞』という意味です。
日本循環器学会が心筋梗塞による死亡を「半減」させることを目的に開始したものです。
摂津市は平成29年度から国立循環器病研究センターと共同で、心筋梗塞で亡くなる人を減らすキャンペーンを実施しています。
※摂津市ホームページより
摂津市はこのキャンペーンを全国に展開するための全国初のモデル地区です。
実は摂津市は心筋梗塞で亡くなる人の比率が、大阪府で2番目に高いそうです。
心筋梗塞は発症すれば、40%くらいの致死率があると言われる病気ですが、前触れの段顔で治療すれば発症を予防できるそうです。
●心筋梗塞のまえぶれ
・胸部の痛み、圧迫感など
・胸やけに似た違和感
・腕・肩・歯・あごの痛み※前兆となる痛さは10分程度でおさまります。
痛みが繰り返すことも特徴のひとつです。
心筋梗塞を発症した人の約半数は、前兆である胸部の症状を認めています。
早い時期に治療すれば安全に治療することが可能ですので、前兆を見逃さないことが大切なんです。
前兆のある人をすべて心筋梗塞発症前に治療できたら、毎年、心筋梗塞で死亡する人を約2万人減らすことができ、入院患者も約35,000人減らすことができるのだとか。
「もしかしたら」と思ったら、病院へ行く時間をとって、循環器内科を受診しましょう。
《つよし》