広報せっつ3月15日号は釜石市との協力で発行されます。被災地の現状を学び、風化の防止につなげるために。

摂津市は東日本大震災が起きてから岩手県釜石市との交流を続けています。

 

震災直後に釜石市の子供達が自主的に高台へ避難した事例等がきっかけで、摂津市は「被災地支援職員採用試験」で採用した職員2人を釜石市へ派遣しました。

その交流も5年が経ちました。

 

釜石の奇跡

※広報せっつ3月15日号より

 

そこで、「広報せっつ 3月15日号」は釜石市との協力のもと配布されます。

 

「被災地から学び、一人でも多くの市民を水害や震災から守りたい」との思いで、釜石市の広報担当者達とテレビ会議等で意見を交わして作成されたようです。

 

 

被災した人たちが今、一番求めていることはなんでしょうか?

それは「住まい」です。

震災の影響で約4000世帯が住む場所を失いました。

 

公営住宅が整備されて、住宅対策は進んでいますが、約2000世帯がまだ仮設住宅や仮住まいで暮らしています。

 

一方、復興住宅に移った人たちはご近所付き合いがなくなりました。

また一から人間関係を始めなければならないので、仮設住宅を出ることに不安を抱く人もいるようです。

 

釜石市では、新たな自治会づくりの支援や、高齢者の見守り体制づくりに取り組んでいます。

 

釜石市の広報から摂津市に対してメッセージをいただいています。

 

それは、日頃から災害に対しての備えをしっかりと行っておくことです。

逃げ延びるための手段を考えておくことが命を救う行動につながります。

 

釜石市からいただいたメッセージ

※広報せっつ3月15日号より

 

風化させないためにも、震災の話は、し続けることが大事です。

 

 

震災直後と現在

※広報せっつ3月15日号より

 

 

広報せっつ3月15日号は、市役所や摂津市WEBでも無料で入手できます。
お問い合わせは摂津市広報課 06-6383-5801 まで。

 

 

 

《つよし》

つよし

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