【摂津市の歴史】『摂津市』は昭和41年に公募で誕生しました。1位はなんと『千里丘市』だったとか。
今回は摂津市の成立についてです。
ときは701年、大宝律令によって摂津国の三島郡が、三島上郡・三島下郡の2つに分けられて成立しました。
しばらくして、嶋上郡・嶋下郡となりました。
さて、現在の摂津市はその嶋下(しましも)郡にあたるのですが、嶋下郡は摂津市以外にも次の地域を含んでいました。
茨木市、吹田市の大部分、豊中市の一部、箕面市の一部、豊能郡豊能町の一部です。
明治4年に廃藩置県が行われます。藩領が高槻県、淀県、加納県、古河県、芝村県の管轄になります。
明治22年、町村制の施行により各村が発足。
味舌村: | 味舌下村、味舌村、味舌上村、坪井村、庄屋村、正音寺村 |
味生村: | 別府村、一津屋村、新在家村 |
鳥飼村: | 鳥飼下之村、鳥飼上之村、鳥飼中之村、鳥飼西之村、鳥飼野々村、鳥飼八坊村、鳥飼八町村 |
そして昭和41年、いよいよ摂津市の誕生です!
※Wikipediaより
実は、摂津市は市名公募で選ばれたそうなんです。
第2位だったんですって。
で、第1位はなんと、千里丘市!
最終選考まで残ったのは、「摂津市」、「三島野市」、「北大阪市」。
どうして千里丘市にならなかったのでしょうか?
ちょっと気になりますね。
ちなみに10位までは次のとおりです。
1位 | 千里丘市 |
2位 | 摂津市 |
3位 | 淀川市 |
4位 | 摂津三島市 |
5位 | 鳥飼市 |
6位 | 淀市 |
7位 | 新三島市 |
8位 | 千里市 |
9位 | 新北摂市 |
10位 | 北大阪市 |
次回は摂津の国について調べてみたいと思います。
他府県の人に「摂津出身です」って言うと、高槻の方とかと誤解されることありませんか?
摂津の国はかなり広範囲なんですね〜
《つよし》